キルギスのビシケクからカザフスタンのアルマトイまでバスで行く!

キルギスの首都ビシケクからカザフスタンのアルマトイまでは200kmと比較的近く、入管手続きを入れても、4-5時間しかかかりません。飛行機移動ですと、空港までの移動時間、入管手続き等を含めると、それ以上の時間がかかるので、この区間の移動にはバスが主流になっています。朝8時から2時間ごとに1本あり、価格も600スム(約1200円)とリーズナブルで、バックパッカー利用の多い路線にもなっています。今回はビシケクからアルマトイまでのバス移動について紹介したいと思います。
 
                 夏は道がよいので3-4時間しかかからない
 
 
キルギス国内の都市やウズベキスタンやカザフスタンなどへのバスが発着する西バスターミナルへ向かいます。バスターミナルの2番窓口が国際便の専用窓口となっているので、そこで行き先、日時を告げます。パスポートも提示が必要です。バスは便も多く、40人乗りのバスなので当日でもほとんど買えますが、気になる場合は事前購入をします。
 
          観光名所のイシククル湖やウズベキスタンの首都タシケント等へもここから発車
 
 
                  お店はターミナルの外にあり待合室は簡素
 
 
                     英語が通じる
 
 
バスに乗り込むと、座席指定はありますが、空いているので好きな場所に座ります。キルギス人の運転手は、ロシア語で案内をするのですが、話方といい、応対といい丁寧さが感じられます。(キルギスは全般的に人の素朴さと親切さがあります。)
 

 
 

 
 
2時間弱走ると、国境に到着し、バスを降車します。キルギス側のバスはここまでです。キルギスの出国手続き、すこし進んで、カザフスタンの入国手続きを行います。写真を取りませんでしが、両国の出入国管理官は友好的で、荷物チェックなども緩く、非常にスムーズです。
 
             キルギスの出国からカザフスタンの入国までの歩行通路
 
 
カザフスタンの入国手続きを済ませ外に出ると、バスがありません(w)少し戸惑い5分ほど歩き回ってみると、バスで一緒だった人達が集まっていたので一安心。バスはキルギスから国境まで来たバスとは異なり、国境からカザフスタン・アルマトイ市内まで行く別のバスです。このカザフスタン入国から別のバスへの乗り換えがわかりにくく、少し注意が必要です。バス内で一緒の人から離れず同行するのをおすすめします。
 

 
 

 
 
                    皆が集まっていたので一安心
 
 
カザフスタン国境からアルマトイ市内までは約2時間、途中にトイレ休憩を1つ挟んで、バスセンターに到着です。バスセンターから地下鉄の走る中心部に行くには更に公共バスで30-40分行く必要がありますが、公共バスはクレジットカードが使えなく、現金が必要なので、バスセンターに着くまでにカザフスタンのお金であるテンゲを入手しておくことをおすすめします。バスセンター付近には両替所、銀行がなく、市内側に徒歩で20分ほど歩かなければならないので、面倒です。
 
                    15分のトイレ休憩
 
 

 
 
                 中国なども行き来するサイランバスターミナル
 
 
              新疆ウイグル自治区のホルゴス、グルジャ等を結ぶ国際バス
 
 

ノヴォシビルスク駅から空港までバスで行く!

ロシア国内移動のハブ空港でありS7空港の拠点なっているノヴォシビルスク、トルマチョーヴォ空港。今回はシベリア鉄道のノヴォシビルスク駅から、トルマチョーヴォ空港まで、バスでの行き方について紹介します。
 

 
 
                    極東ロシア最大の規模を誇るノヴォシビルスク駅
 
 
極東ロシア最大の駅舎を誇るノヴォシビルスク駅の中央口を出ると広場があり、その先に何路線もの集まるバス停が見えてきます。空港行き111番バスは、中央口を出て、ひたすら真っすぐの停留所に゙停まります。朝の4時から深夜0時まで30分間隔で運行と、さすがハブ空港という充実ぶりで、停留所にはトランクを引いた多くのロシア人が並んでいます。バスは観光バスサイズで、発車よりも15分ほど早く待機しています。空港は、市内から16kmとそれほど遠くないので、40分ほどで到着。料金は後払いで、100ルーブル(約150円)、トランクがある場合は+20ルーブルです。
 
                      時刻表が見れます(だいぶ正確)
 
 

 
 
                     空港からの乗客が降りてからの乗車
 
 

 
 
                   現在は制裁でロシア発行のカードのみ決済可
 
 
停留所は国内線ロビー近くにありますが、、国際線ロビーは徒歩で7-8分とちょっと離れています。
 
                    眼の前は国内線ターミナル
 
 

 
 
                    国内線ターミナルでも、だいぶ華やか
 
 

ブラゴヴェシチェンスク市内から空港までバスで行く!

ブラゴヴェシチェンスクのイグナチェヴォ空港は市内から北に17kmの位置にあります。タクシーやバスで行けますが、今回は市内から公共バスでの行き方を紹介します。
 

 
 
8番バスが空港行きなので、どこでも8番のバスに乗れば終点で空港に着くのですが、8番バスが市内中心部で停まる場所が限られていて、意外と停留所を見つけるのに手間取ります。
 
 
多くの人が乗り込むのはУнивермаг(百貨店)という停留所。Амурская通りと50 лет Октября通りが交差するあたり。8番バスは30分に1本このバス停に゙停まります。
 
               停留所付近はキオスク等が3-4店舗あり乗客も多いです
 
 
              
 
 
              電光掲示板もありあと何分でバスが来るか確認できます
 
 
                  8番バスは他のバスより大きめサイズ
 
 
バスは一度、空港とは反対方向であるアムール河に向かい、途中で向きを変え空港へと走ります。途中、ブラゴヴェシチェンスクのマンション街などを通りながら15ほどの停留所を過ぎ、50分で空港のある終点に到着。料金は運転手への後払い方式で35ルーブル(約60円)
 
                    河の方に向かって走ります
 
 
                      終点が空港です
 
 
バス停から道沿いに歩き、空港の表記が見えたら右折して200m歩いたら、イグナチェヴォ空港です。バス停からは皆が同じ方向に歩いていくので、わかりやすいとおもいます。
 
                  バス停から空港入口まで徒歩5分くらい
 
 

 
 
空港は地方空港で、規模は小さめですが、カフェが数店、お土産店もあり、一応、時間をすごせるようにはなっています。
 
                   軽食ゾーンや小さなお土産屋は2階に        

ハバロフスクから 国境の街ブラゴヴェシチェンスクへバスで行く!

中国が対岸に見える露中国境の街ブラゴヴェシチェンスク(благовещенск)。
 

 
 
通常、対岸といっても、相手の国が見えることは稀なのですが、ここは川幅が500mのため、お互いの街がすぐ目の前に迫っています。対岸の中国側は黒河市となっていて、発展の象徴である中国式大規模マンションがよく見えます。
 
               夏のブラゴヴェシチェンスクと黒河市
 
 
このブラゴヴェシチェンスクですが、ハバロフスクからは600km離れています。基本的にはハバロフスクからシベリア鉄道支線(アムールエキスプレス)に13時間ほどかけて行くのですが、日によっては、その鉄道がありません。そんな時でもブラゴヴェシチェンスクに行くには飛行機かバスとなります。今回は、バスでの行き方について紹介します。
 
 
バスは毎日運行していて、日によっては2本運行します。発車は、ハバロフスクのバスセンターです。ハバロフスクのバスセンターでは長距離バスが往来しており、、ブラゴヴェシチェンスクの他、ウラジオストクにも毎日1本が運行されています。ハバロフスクのバスセンターは、ハバロフスク駅から徒歩で20分の場所です。
 

 
              
 
 
クレジットカードがあれば事前にネット購入ができたのですが、今は経済制裁でクレジットカード決済ができないので、バスセンター窓口まで買いに行きます。バスセンターに入るとすぐ左手に窓口があり、そこでブラゴヴェシチェンスク行きを伝えます。金額は1850ルーブル(約3000円 2023年末時点)で、毎日19:15分発で約10時間をかけて行きます。
 

 

 
                4番プラットフォーム、走行時間10時間15分、出発19:15分
 
 
発車までは少し時間あるのでバスセンターの待合室で時間をつぶします。待合室ではピロシキやお菓子を購入できますし、カフェではもう少し手のこんだ軽食を食べることができます。念のため早めに来て、こういった場所で過ごすのもよいかとおもいます。
 
    
 
                 旅のお供で定番のピロシキも売ってます
 
 
乗車は出発時刻の10分前で、一応ロシア語ですが、アナウンスもされます。毎日運行されるバスは、少し大きめのマイクロバスでリクライニングも若干効くタイプのもの。座席はチケットに記載されている指定席なので安心です。
 

 
 
19時15分、定刻通りに発車です。乗客はロシア人の他にも、出稼ぎの中国人なども乗っています。
 
                      この日は満席
 
 
バスは発射するとひたすら北西に進みます。100~120kmくらいの結構なスピードで走ります。ロシアのロック音楽やラジオがかかっていますが、運転手さんの眠気さまし的要素が強いです。
 
                道自体は舗装されていて、揺れは少ない目
 
 
2~3時間ごとに15分ほどのトイレ休憩があり、場所によってはレストランや売店もあって、軽食をすることも可能です。ロシア人にとってはトイレというよりも喫煙タイム。
 
                 トイレは無人ですが一応有料で10ルーブル
 
 
こんな感じでひたすら10時間ほど過ごし、ブラゴヴェシチェンスクのバスセンターに朝5時に到着。バスセンターには、タクシーも何台か待機しているので、そのまま宿にいったり、駅に向かったりします。駅はバスセンターから徒歩25分で、24時間開いていて、暖をとったり、自販機の飲み物を買ったりできますし、1時間300円くらいでベット付きの休憩サービスもあるので、それを利用するのもよいかもしれません。
 
                バスセンターというより大きな停留所といった感じ
 
                 シベリア鉄道のブラゴヴェシチェンスク駅
 
 
朝日が昇ってきたので、アムール河に向かうと、目の前には中国国旗と中国っぽい遊園地が見えたりします。冬は河が凍結していて、河の中間地点に国境警備隊が待機していて、やはり露中国境の街であるのを感じさせてくれます。
                中国国旗と中国黒河の風景が眼の前に
 
 
中村正人さんのハバロフスク・チャンネルではブラゴヴェシチェンスクの街の楽しみ方が紹介されているので、
そちらをご覧になられるのがおすすめです。
https://khabarovsk-channel.com/tour/prepare/blagoveshchensk

新ウランバートル国際空港と市内を結ぶ準シェアタクシー UBUS!

ウラジオストク往来でお世話になっているモンゴル新ウランバートル国際空港。空港から市内までは約50kmあり、その間を結ぶ公共機関がないのですが、かといって白タクシーに乗るのもなぁという方におすすめの準シェアタクシー、UBUSというサービスについての紹介します。
 
   大抵は左の女性がカウンターで対応してくれる
 
空港の1階到着ロビーに出ると出発到着を示すスクリーンが見え、その右手奥に「TRANSPORTATION SERVICE」というカウンターがあります。ここがUBUSのカウンターです。
 

 
 TRANSPORTATION SERVICEがUBUSのカウンター
 
 
そのカウンターに行くと、ホテル名が書かれたマップがあるので、自分が行きたいホテルを伝えます。市内の15箇所ほどの主要ホテルがあるので、自分の宿泊ホテル或いは最寄りホテルは見つかるはずです。
 
    上記以外にも主要ホテルはカバーしている
 
 
支払いはカウンターで行い、費用は1名で30000トゥグルグ(約1300円 2023.3現在)です。7人乗りのミニバンですが、一応3-4人集まったら出発ということになっています。一応というのは、その時の状況によっては、2名でも出発するケースがあります。今回利用したときは、空港到着が21時で出発は2人集まった21時30分でしたので、実際には20分ほど待ち時間があったというところです。ただ急いでいる場合は、シェアではないVIPというタクシーサービスをお願いするとよいでしょう。普通のタクシーと同じ感覚でピンポイントの目的地までシェアせず運んでくれます。こちらの費用は120000トゥグルグとなっています。
 
       一応チケットを発行してくれる
 
 
     出口を出て左にある黒いバンがUBUS車
 
 
 
出発時間になると運転手がミニバンまで案内してくれ、乗り込んで出発です。車内はまずまず快適で、UBUSの青の制服を着た運転手も親切丁寧に応対してくれます。笑顔で「ありがとう」「さようなら」とか言ってくれる運転手もいたりします。
 
        車内は結構ゆったりです
 
 
こんな感じの青いジャンパーを着てるのがUBUSの運転手
 
 
今回は夜で渋滞がなかったので市内まで60-70分で着きました。ウランバートルは渋滞がひどく、渋滞に巻き込まれると3時間近くかかることもあるので、今回はだいぶ早く着けて安堵です。
  
ウランバートルは昼夜問わず、ひどい渋滞なので御注意を
 
 
なおこのUBUSは市内から空港までもサービス提供しているので、宿泊するホテルで依頼すれば手配してくれるようです。

PS:予約やお問合せは英語でメール対応しているのですが、返答がない時も多いモンゴル式ですのでご了承ください(笑) ubairportshuttle@gmail.com

バス陸路でモンゴル ウランバートルからロシア ウランウデへ!!

ウラジオストクと東京の直行便が休止となってしまい、モンゴル経由で往復をするようになりました。前回はロシア側からモンゴルへ陸路越境を記事にしましたが、今回はモンゴル側からロシアへの越境についてです。今回も出発はモンゴル・ウランバートル、到着はロシア・ウランウデとなります。
 
 
まず前日にウランバートルでバスチケットを買いにドラゴンバスターミナルへ向かいます。ドラゴンバスターミナルは市内中心から8kmのところにある長距離バスターミナルです。国際便はモンゴルーロシア間のみですが、国内は主要都市全てカバーするハブターミナルとなっています。
 
 
時間に余裕があったので、市内中心のスフバートル広場近くから公共バスでТАЧИ(タチ)という停留所に行きます。ちなみにウランバートルの公共バスは一律500トゥグルグで前払いです。降りる場所等で不安がある場合は運転手さんに「ドラゴン?」と尋ねると大体到着したら教えてくれます。
 
 
 
 
ТАЧИというバス停に着いたら、バスが何台も停車している広場の先にドラゴンバスターミナルの建物が見えます。歩いて5~6分です。
 
     2階から上は小さなお店が入っている
 
 
建物は1階がチケット売り場と待合室となっています。ロシア行チケットは8番窓口で扱っています。8番窓口にはバックパッカーの旅行者を始めとした外国人がしばし来るようで、簡単な英語が通じ、「トゥモロー、ウランウデ、ワン」といってパスポートを見せれば、チケットの購入ができます。今回のバスの値段は134000トゥグルグ(約5400円)と前回より値上がりしていました。季節によっても少し値段が異なるようです。クレジットカードで支払いを行うと、「セブンオクロック、モーニング」と集合時間を案内されます。チケットには出発時刻7:30とあるのですが、集合は30分前の7時ということになっているようです。
 

 
 
         8番窓口は英語対応
 
 
     チケットには乗車情報が記載されている
 
 
当日は7時にバスターミナルへ集合します。同じ時間に2-3台のバスが停まっていますが、チケットに記載のバスのプレート番号、目的地である「Улан Уде」という表示を目印に、ロシア行きのバスを見つけます。それっぽい雰囲気がありますので、まず問題なく見つかると思いますし、不安があればバスチケットを運転手さんに見せると教えてくれるので大丈夫です。
 
 前面にはロシア語でУлан Уде(ウラン・ウデ)の文字
 
 
       車両は結構ゆったり目の韓国製
 
 
チケット右上に書かれた番号の座席に座わり、出発です。ウランバートル市内を抜け、ひたすら草原を走ります。気温も0度で、春と言ってもまだまだ寒いのですが、牛、馬は車窓からよく見えますし、時に道路を塞いだりしてモンゴルらしさも味わえる道中です。モンゴルとロシアの国境までは約5時間ですが、それまでに1回休憩があり、トイレに行ったり、タバコ吸ったりと一服できます。以前は道がガタガタでしたが、最近はだいぶ舗装されたので 乗るのもしんどさは感じないでしょう。
 

 
 
       モンゴルらしいのどかな風景
 
 
         ほっこりとトイレ休憩
 
 
国境の前で約45分の昼食休憩となります。ここでもクレジットカードでの決済が可能です。
 

 
 
       現金もクレジットカードもOK
 
 
昼食を終えると、バスでモンゴル側国境に向かいます。国境直前で、モンゴルの検査官がバスに乗ってきて、乗客1人1人のパスポートと本人の顔を確認します。検査官が確認を終えると、モンゴル国境の出入国手続き建物に到着です。
 

 
 
トランク等、全ての荷物を引き下ろして手続きを行います。基本的に飛行機に乗るときと同じで、荷物をX線に通して、パスポートにスタンプを押してもらって出国手続き完了です。
 
  荷物の上げ下げは乗務員が手伝ってくれ助かります
 
 
改めて、バスに荷物を積み込み、ロシア側国境へ向かいます。国境の直前で、今度はロシア入管の検査官がバスに乗り込んで来て、パスポートと本人の顔を確認します。情勢が情勢ということもあるのですが、モンゴル側は全般的に緩い感じで、ロシア側は若干緊張感が伴います。特に外国人は他よりも念入りにチェックされます。検査官も国から外国人の検査を厳格に行うように言われているのでしょう。
 
 
ロシア側の建物に到着すると、モンゴル側同様に、一度、荷物を下ろし、ロシア入国手続きを終え、再度バスに荷物を積み込みます。この荷物の上げ下ろしと出入国手続きがちょっと手間で、気力と労力を使いますが、モンゴル人の運転手と乗務員が助けてくれるので、結構安心です。
 
 
ロシア入国手続きを完了し、ウラン・ウデ市内へ向け約200km,3~4時間走ります。ロシア領土内に入ると、モンゴル領土内とは少し違う雰囲気です。市内に近づくにつれ、木々が増え、ウラン・ウデの特徴でもある湿地もあちらこちらで見ることができ、既にロシア領土内であるのを感じさせてくれます。ウラン・ウデはブリヤート共和国の首都なのですが、市内に入ってくると、ブリヤート人の第一宗教であるラマ教の寺院がちらほら見えてきて、まもなくウラン・ウデバスターミナルです。
 
   ウラン・ウデの観光名所でもあるラマ教寺院
 
 
午後6時30分、バスターミナルへ到着。到着予定時刻は7時30分でしたが、渋滞もなくスムーズで、1時間早くの到着となりました。
 
        結構あっという間の11時間
 
 
コロナとウクライナ紛争の影響で、2023年3月現在で、まだ日本人旅行者にとっては難しいモンゴルーロシアの陸路越境となっておりますが、情勢が落ち着いて、通常化すれば、これも1つの旅行コースにもなりそうです。ウランバートルとウラン・ウデという兄弟都市を比べたり、モンゴル人とブリヤート人の関係を見たり、ウラン・ウデからバイカル湖を目指したり、更にはシベリア鉄道で西のモスクワや、東のウラジオストクを目指したりと、テーマは多様で面白いルートとなるでしょう。

ウラジオストクからウランバートルまで陸路で行く!!

コロナとウクライナ紛争で、ロシアから日本への直行便がない最中、モンゴルがその中継地点と活用されています。多くの外国人にとってビザも不要、PCR検査も不要と使い勝手のよさで多くの外国人が集まるモンゴル。今回は、ウラジオストクからモンゴルへ陸路での行き方を紹介しようとおもいます。
 

 
 
2022年年末からは、ウラジオストクーウランバートル直行便というのも就航しましたが、片道日本円で5―6万円ということもあり、時間は何倍もかかりますが、3分の1の値段で行け、旅情の味わえるシベリア鉄道+国境越えバスにしてみました。
 
 
ロシアとモンゴルの国境を超えるには、ロシア中部ブリヤート共和国の首都ウラン・ウデまで行く必要があります。ウラジオストクからウラン・ウデまでは、シベリア鉄道で約3日間。シベリア鉄道は停車駅の量によって、かかる時間も変わってきますが、今回はウラジオストクを夜出発して、3日後の13時すぎに着く予定の電車です。いろんな等級の座席があるのですが、価格的にも雰囲気的にも好きな3等車の窓際下座席を選びました。というか安いのが嬉しいのですが。
 
 
21時28分にウラジオストク駅を出発。夜も遅いとあり、乗車時点ですでに暗めの社内です。多くのロシア人は、寝る用の楽な姿に着替えます。コンパートメントごとに区切られた2等車と異なり、仕切りのない開放的な3等車車内です。ということで、布団を座席の上に敷いて眠りにつきます。
 

 

 
 
これから3日間はひたすら、車内で過ごしますが、車窓から冬の大地や、夜空に広がる星空を見たりしていると結構すごせます。特に夜の車窓は、宮沢賢治の銀河鉄道の夜を思わせ、幻想的な感じでなかなかよいです。
 

 
 
3日間の食事ですが、基本的に3日分を買い込んで乗車します。車内でピロシキ、カップ麺、ビスケットなどを販売しているのですが、やはり飽きてしまうので、多くの人が食べ物を、簡易食器を持ち込んでいます。なお食堂車のある電車は、ここ数年でほぼ無くなりました。
 
 
途中いくつかの駅で、10分~30分の停車があり、タバコや新鮮な空気を吸いにプラットホームへ降りられます。
 

 

 
 
3日間鉄道に乗り、5時間遅れの19時過ぎにウラン・ウデ駅に到着です。えっ、5時間も遅れるの?って感じですが、シベリア鉄道では、よくあることで場合によっては10時間以上の遅延となります。余裕ある旅程をおすすめします。
 

 

 
 
ウラン・ウデ駅の高架橋を渡るとホステルが5-6軒あり、日本語を話すスタッフのいる「Wellhome hostel」です。日本のカプセルホテルタイプで比較的きれいな宿です。次の日は朝が早いので、チェックイン後、すぐ寝ます。
 

 
 
次の日は朝5時に起床、朝食を食べ、6時にチェックアウト。宿からほど近い場所でバスセンター行きのマイクロバスが5分置きに走っているので、それに乗り込みます。約15分でバスセンターに到着。
 

 
 
7時前にバスセンターに到着すると、すでにモンゴルウランバートル行きの国際バスが待機しており、乗客も乗り込んでいます。チケットはすぐ横のチケットカウンターで購入もできますが、朝はいつも混んでいるので、事前に購入しときます。モンゴル入国は、ビザもPCR検査も不要なので、パスポートを提示するだけで国際バスチケットが購入できます。不安がある場合は、旅行会社を通じてチケットを購入するのがよさそうです。
 

 
 
バスは、韓国製の大型観光バスで、身体の大きいロシア人でも問題ない、ゆったりリクライニングシートです。運転手とバス案内係はモンゴル人男性です。乗客の半分はいわゆるロシア人、半分はモンゴル人と兄弟関係にあたるブリヤート人です。ウラン・ウデはロシア連邦ブリヤート共和国の首都で、かつモンゴルとの国境沿いということもあり、ブリヤート人が多くなっています。
 

 
 
ウラン・ウデ7時30分発、ウランバートル19時着予定のバスは定刻通り、ウラン・ウデを出発。2時間ほど走ると、1つ目のトイレ休憩。ロシアのトイレは有料が基本で、ここも20ルーブルです。
 

 
 
バスは更に1時間ほど走り、国境沿いの街、キャフタに入ります。キャフタは国境ゾーンに該当し、立ち入る毎に国境警備隊によるパスポート、ビザのチェックがあります。ロシアやモンゴル国籍であると特に問題ないのですが、日本人を含めたその他国籍の人は、ここでパスポートを取り上げられ、丹念なチェックをされます。今回は10分ほどバスで待機させられました。(なお国境を超えず、この街に入る場合は事前許可が必要なのでご注意ください。)
 
 
チェックを無事済ませ、更に15分走ると国境に到着。まずはロシア側の税関で出国手続きをおこないます。コロナ以降、陸路でモンゴルへ出国するケースが増えているためか、意外とすんなりと出国できました。ハルビンから出稼ぎできた中国人はビザ切れでしたが、特にお咎めもなく通過していました。
 

 
 
ロシアの出国手続きを済ませると、再度バスに乗り込み、5分走り、モンゴル側税関に到着。モンゴル入国手続きをおこないます。ロシアの税関や国境警備は、無愛想で若干の緊張感がいつもありますが、モンゴル側は少しリラックスしていて、国柄が感じられます。
 

 
 
ロシア側の出国とモンゴル側の入国手続きを合わせて、1時間半程度です。なお荷物はバスからその度に上げ下ろししないといけないので、ちょっと面倒ではあります。
 
 
モンゴル入国を済ませ、少しバスを走らせると、国境沿いの街のレストランに到着。ここで1時間ほどのランチ休憩となります。料理は写真付き英語表記なので、指差しでもいけて困ることはありません。支払いはモンゴルの通貨トゥグルグとなりますが、レストランのすぐ対面に両替所がありますし、両替商のおばちゃんも寄ってきますので、トゥグルグ入手は問題ありません。
 

 

 

 
 
この時点で13時。予定では19時にウランバートルなので、あと6時間ほどバスに揺られることになります。
 
 
モンゴルに入ったので、車窓には草原に放たれた羊や馬の群れを現れはじめます。外気はマイナス20度にもかかわらず、モンゴルの家畜は元気に動いています。いつもながらですが、自然のなかで伸び伸び放牧される家畜は、どこか幸せそうですし、その分、ストレスもなくて肉も美味しそうです。
 

 
 
2-3時間走り、日が暮れてくれた頃に再びトイレ休憩。ここは大きめコンビニのような感じで、パンやちょっとしたお菓子、果物など買えます。トイレは、そこそこキレイで、しかも無料。
 

 

 
 
トイレ休憩をすませ、最終地点のウランバートル、ドラゴンバスターミナルへ向かいます。ここからは3時間程度のはずだったのですが、ウランバートル市内に入った途端、すごい渋滞が始まります。ウランバートル住人に聞くと、道路計画がしっかりなされなかったので、昼の11時頃から21時までは毎日渋滞のようです。ということで1時間半ほど遅れた20時半にバスターミナルに到着。まるまる13時間の長丁場ですが、ロシアとモンゴルの形式、雰囲気の違いが味わえます。モンゴル側の道がガタガタ気味でちょっとお尻が痛いですが、それもまたよしとします。
 

 
 
コロナとウクライナ紛争で選択肢となったロシアからの出国ルートでしたが、飛行機移動とは一風異なった体験ができますので、1つの旅行ルートとして試してみるのもありかもしれません。

韓国ソウル コロナ禍でも営業のチムジルバン!!

コロナとウクライナ紛争下での、ウラジオから日本への帰国の有力ルートの1つとしてDBSフェリーで韓国にわたり、ソウルから飛行機で日本へ行くというのがあります。
 

 
 
ソウルでは最低1泊は過ごすので、サウナ好きの身としては韓国式スーパー銭湯のチムジルバンに行きたくなりましたが、コロナで、24時間営業の有力チムジルバンが閉店に追い込まれ、探すのにちょっと苦労しました。ウラジオ延長線上のネタとして、ソウルで今も営業する男女利用可能な24時間チムジルバンについて紹介したいと思います。
 

 
 
「ソウル、チムジルバン」「ソウル、サウナ」などと検索すると、ソウル駅そばのシロアムサウナ、龍山駅のドラゴンヒルスパ等の記事が出てくるのですが、コロナの影響で閉店したことがわかりました。また営業しているところもありましたが、いわゆる美容スパで、女性専用且つ非24時間営業でした。そこで以下Sauna-ikitai.comで記事を見つけると、江南駅徒歩圏に現在も営業するチムジルバン「カンナム パラダイス」があることがわかりました。
 
https://sauna-ikitai.com/saunas/52685
 
 
江南といえば、BILLBORDを2016年の賑わした「カンナムスタイル」の発祥の地で、サムソンを始めとした高層ビルと、無印良品、PORTERなど日本ブランド店もならぶ、ちょっとハイソなエリア。
 

 
 
こんなところの駅そばにチムジルバンなんてあるのかと、若干疑いつつお店を探すことに。Maps.meのオフライン地図でお店住所を入力すると、大体のお店位置はわかったのですが、江南駅には出口が12個あって、なかなかわかりにくい。サムソンビルがある方向らしいとわかり、8番出口を出てみます。そして1つ目の通りを左へ入っていきます。
 

 

 
 
飲食店、スターバックス、モスバーガーも見えてきました。ちょっと不安になり、その場にいた警備員さんに地図を見せると、直進とのこと。モスバーガーから更に3分ほど直進すると右手に24時間サウナ(24시 사우나)の表示発見。
 

 
 
地下2階だと聞いていたので、ビルに入り、エレベーターで地下2階へ行くと、いかにもそれらしい下駄箱が目の前に広がり、無事到着。下駄箱に靴を入れ、靴箱の鍵をもってカウンターへ向かいます。
 

 

 
 
カウンターはおじさんがいますが、だいぶ親切に迎えてくれます。おじさんは、有料の歯ブラシを、サービスと言って、韓国スマイルでくれました。本当はサービスでもなんでもないのかもしれませんが、なんか嬉しいです。料金は10時~20時までの入店で1万ウォン(約1000円)、20時~10時までは1万5千ウォン(約1500円)となり、12時間過ごすことができます。稀に12時間以上滞在する人がいるようですが、1時間追加2000ウォンで延長できます。スーツケースも預かってくれますし、タオルと館内着もついてくるので、旅行者でもとても利用しやすいです。
 

 
 
入り口は男女が分かれています。男性が若干多い感じですが、20代の女性も個人やグループで結構訪れているのに驚きです。コロナで閉店の続くチムジルバンの中でソウル中心部にある貴重なオアシスとして、韓国人に利用されている感じです。
 
 
中は、脱衣所、風呂&サウナゾーン、釜に入って寢ころぶタイプの汗蒸幕(ハンジュンマク)ゾーン、仮眠室に分かれています。サウナに入る人はあまりいないので、ほぼ貸し切りのような感じで、サウナ好きには嬉しいかもしれません。ここには、大きな水風呂もあり、サウナ後に入ったのですが、日本の水風呂よりだいぶ冷たいです、体感で13度というところか。お風呂は通常の45度ほどの暖かさの湯船と、日本ではありえない、30度前後のぬるま湯となっています。
 
 

 
 
汗蒸幕ゾーンには60度と20度の2種類のチムジルバンがあり、寒い冬のソウルではこの60度のチムジルバンは心地よく、身体がよく温まります。木の枕がおかれ、60度の高温にもかかわらず、爆睡している人も少なくありません。
 

 

 
 
仮眠室は30人分あり、男女共用なのですが、女性専用ゾーンもあり安全に配慮されているのがうかがわれます。
 
 
館内には、マッサージルーム、床屋の他、食堂もあるので、日本のスーパー銭湯のように過ごすことができます。日本の一般的なスーパー銭湯より、このチムジルバンはやや老朽化してるとはいえ、コロナ禍でも大都会ソウルの中心でリーズナブルな価格で営業してくれるので、満足な水準かとおもいました。というか、だいぶありがたい存在です。
 
 
コロナとウクライナ紛争が落ち着いて、以前のようにウラジオ渡航が自由になると、韓国を経由とする旅行も増えてくると思いますので、そんな時は訪れるてもいいかもしれません。サウナも入れ、仮眠もとれ、カウンターのおじさんといい、韓国という感じが味わえます。

PS:以下は韓国語ブログですが、館内の雰囲気がよりわかります。
https://m.blog.naver.com/lovelyeng111/221249599747

微妙なナマコ博物館!!

ウラジオストクの海にはあちこちらにナマコが見られました。

数はだいぶ少なくなったものの今でも生息し、ウラジオストクの1つの名産品として珍重されています。

このウラジオストクの名産品であるナマコを主に取り扱った博物館が市内にあります。

場所はウラジオストク駅とトカレーフスキー灯台の中間あたりで、海沿いの住宅街に位置します。
 
 

 

 
 
駐車場にもナマコが描かれています。
 

 
 
入場は200ルーブルで、入口で係員に支払って中へ進むと、

ロシアをはじめとした中韓日の国旗と剥製の熊が出迎えてくれます。
 

 

 
 
少し進むと左手にはソ連文化ゾーンがあり、ここはレーニンやブルジネフなどの肖像が掲げられた小部屋と

スラブ伝統人形などが暖炉に並べられた部屋からなっています。

この人形は博物館のご主人ドミトリーさんのお母さんが作ったもの。
 

 

 

 
そして正面にはメインのナマコの部屋が登場です。

ここでは干したナマコが展示され、ナマコの生態の他、ウラジオストクの成立ちなどについても知ることができます。

ただし全部ロシア語なので、翻訳アプリやガイドなどが必要になりますね。

712年編纂の古事記にも出てくる日本文化にも馴染み深いナマコなのですが、

あまり知らないその生態について知るのは結構面白いです。

「10~15年のナマコの一生涯で海底のゴミを砂と一緒に約1000トンも飲みこみ、清掃してくれる」

「敵に襲われると身体の3分の1を切り捨て敵に与え、数か月で元通りの体に再生させる」

「人体に有益なコラーゲン、アミノ酸など30種類以上の栄養分を含み海の朝鮮人参として昔から珍重されている」

「世界にいる1200種類以上のナマコのうち食用はわずか40種類程度」等々、ナマコのミニ知識が得られます。
 

 
 

 
 

 
 

 
 
ナマコゾーンを出ると、正面にはプーチン大統領のカーペットが、、、(w)。

ドミトリーさんも好きなこのカーペットは販売もしていて良く売れるようです。
 

 
 
さらに進むと映写室、団体ツアーではここで更にナマコに関する映像が見られるとか。

ただここでも日本語は残念ながらありません。
 

 
 
そしてこれ以降の部屋はナマコには関係なく、極東ロシアの観光資源や産品の紹介になります。

マイナス50度になるヤクーツクにおける150万年前のマンモスを中心に、

沿海州で免疫アップ、癌にも効果があるといわれる白樺寄生のキノコ「チャガ」などが展示されています。
 


 
 
次の部屋ではウラジオに初めてロシア船が到着した当時の漁村風景が描かれ、

横にはアルタイの熊、そして熊の胆嚢からとれる油について紹介されています。
 


 
 
そしてついに最後の部屋、ここは主に販売の部屋。身体によいといわれる熊の油セットをはじめとして、

世界2位の琥珀の産地カリーニングラード産の琥珀入り枕、

沿海州産の鹿の角、そしてレアな鹿の血の粉末など増強剤も扱っています。
 


 
 
日によるとお茶の試食サービスがあり、名物のチャガ茶をふるまってくれます。

お好みによってトラの爪、朝鮮人参などのシロップで甘みを加えられます。この珍シロップも購入可。
 


 
 
これで博物館が終わりと思いきや、

なんと横のスーパーもドミートリーさんの運営でセブンイレブンならぬセブントゥエルブ(W)。

ここでは通常の食品、お土産の他に、レアな熊の肉缶詰、イノシシ缶詰なども買えちゃいます。
 


 
 
博物館館内やスーパーで扱われる商品はどこかキワモノ、微妙さが漂っています。

ドミトリーさんの作る世界観は、珍品好きや、ちょっと不真面目な旅行者にはよいかもしれません。

立地から、コンテンツから、お土産まで本当に微妙ですからね~

ナマコ博物館:http://urajio.com/item/0595

アヌチノ村のハチミツ祭り!!

ロシア国内でも1-2を争うハチミツ生産地である沿海州。

約120年前にウクライナから大量に持ち込んだ養蜂箱から、辛うじて生き残った6箱のミツバチ達が沿海州ハチミツの

起源となります。

 
 

この沿海州ハチミツ(科学名「極東蜂」)の中で、最大の生産地として名を誇るのが今回の「アヌチノ村(Анучно)」です。

 
 

この村では夏の収穫期が終わった毎年8月後半にハチミツ祭りが開催されています。

ウラジオから北東に200km(車で3-4時間)の地で行われるハチミツ祭りは

第5回の2021年は8月28日の土曜日14時からのスタート。

 
 

会場である中央広場に着くと、ミツバチコスチュームに身を包んだ女性や子供が迎えてくれます。

 
 

ハチの巣パネルの前で一緒に写真撮影したり、専用フォトスタンドに

顔を入れて記念の1枚を撮れたりもします。

 
 

ミツバチの恰好をしたおばちゃんによる子供向けワークショップがあったり、

普段はなかなか見る事のできない養蜂箱も覗けて子供たちにとっても貴重な機会です。

 
 

村のおじさんによるロシア伝統楽器バヤンの演奏もあったりして賑やかです。

 
 

No1ハチミツを決めるハチミツテイスティング&投票のコーナーもあり、

凌ぎをけずる養蜂家のハチミツを比較しながら味わえるのもお祭りならではです。

 
 

お祭りには欠かせない露店も、やはり今日はハチミツ。

 
 

約10店舗が出店しているのですが、実は何百といる養蜂家の中で

審査、選抜された養蜂家のみが出店できるということで上質なハチミツが

手に入れることが出来ます。しかもリーズナブル。もちろん味見もさせてくれます。

 
 

生産の8割を占め、一番人気の菩提樹ハチミツをはじめ、蕎麦の花ハチミツ、タンポポハチミツなど

が並びます。その他、ハチの巣から精製してつくる蝋燭であるミツロウや、養蜂グッズも販売さ

れたりしています。

 
 

ちょっと小腹が空いた時に嬉しい蕎麦の実と紅茶の炊き出し。美容と健康にもよいと日本でもミニブームの蕎麦の実が

アツアツで味わえちゃいます。


 
 

そして最後はハチミツの村ならではのレアなハチミツ記念碑の前で写真撮影。

 
 

村には宿もないので、車で往復7時間、滞在時間1~2時間という効率はよいとはいえない旅程と

なりますが、道中の大自然も癒されますし、ロシア国内でも比類のないお祭りなので

この時期にウラジオに来た際は、1考に値するアヌチノ村のハチミツ祭りです。

                   ハチミツ祭りでお待ちしておりま~す

 
 
 

~ 番外:アヌチノ村の老舗人気カフェ「スカーレット」~

アヌチノ村生まれで風と共に去りぬが大好きのナタリヤさんが1991年に開業した

「スカーレット」は村民のみならず、遠方からも人の絶えない人気カフェ。

 
 

ロシア料理を中心に、料理全般が味わえるが、この店を支える看板メニューが「シル二キ」というパンケーキ。

 
 

アヌチノ村周辺は上質な牛乳の産地でもあり、その新鮮牛乳から出来るコッテージチーズを

使ったのが同店のシルニキ。ヨーグルトをそのままパンケーキにしたような爽やかな風味。

 
 

ほどよい甘さのシルニキには、自家製のスメタナ(サワークリーム)を付けることもできるし、

アヌチノ村ならではのハチミツを付けても楽しむこともできる。

お店の紹介:http://urajio.com/item/0429

 

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