作曲家 久行敏彦さんの「ウラジオ珍道中」(最後にラジオ音源あり)

ウラジオストク珍道中

~我が愛すべきアンビリーバボーかつサプライズかつスペシャルサンクスな出来事~

☆彡vol.1

国際線の機内食。キャビンアテンダントが「chicken or fish?」と訊く。

皆さんはこれを読んでどのような状況を思い描くだろうか。

とんどの人は、すでに食前酒と軽いスナックが配られ、場合によっては前菜も食べ終わり、中にはワインの小瓶2、3本空けてしまっている呑み助もいることだろう。あとはメイン料理を肉料理にするか魚料理にするか、を問われている状況を思い浮かべるに違いない。

ところがアエロフロート成田→ウラジオストク線では全く違う展開が待っていた。小生は「chicken or fish?」に対し、「chicken please」と返答したのだが、数秒後、三角形のサンドウィッチがポンと渡された。成田⇔ウラジオ線で「chicken or fish?」とは「鶏のサンドウィッチとサーモンのサンドウィッチどちらを召し上がりますか?」なのだ。曲がりなりにもヨーロッパ航路。これまで経験したヨーロッパ航路はいずれもフルコース配膳であったので今回のサンドウィッチはかなりびっくり。よくよく考えればフライト時間は約2時間、ウラジオは沖縄より近い身近な都市なのだ。飛行時間3時間の成田→那覇線では何も食べ物が出ないことを思うと、これは素敵なサービス。フルコースの配膳など時間的に無理。ウラジオに着く前にかなりなサプライズ。

    成田ーウラジオ線での伝説のサンドイッチ

☆彡vol.2

オーケストラの団員は飛行機移動の際、楽器は必ず機内に持ちこむ。コントラバスやハープなど、大きすぎて飛行機の扉を通れないものならば貨物室に預けざるを得ないが、持ち込めるサイズのものは必ず持ち込む。チェロ奏者などは自身が座る席の隣にもう一席を確保し、そこに愛器を「座らせる」。その席のために通常料金の半額支払う。音楽家にとって楽器は「体の一部」なのだ。

今回のツアーでも自分の楽器持参の奏者が二人いた。ヴァイオリンとホルン。これらは座席上の物入れに余裕で入るサイズなのでわりと楽だ。だがいったん飛行機を出ると一筋縄でいかないこともある。入国手続きも無事済ませ、あとは税関をパスすればロシア入国となるのだが、ヴァイオリニスト所持の楽器がチェックの対象となってしまった。どうやら持ち込むときに、とても高価なものであることをきちんと申告しておかないと、出国の時に「なんでこんな高価なものをロシアから持ち出すのだ」となって、没収されてしまうこともあるとか。ストラディヴァリウス等の名器は3億の値が付くこともあるのはご存じの方も多いと思う。今回の楽器はそこまで高価なものではないだろうが、そんなわけで、楽器本体や鑑定書の写真を撮ったりして30分は足止めを食らったか。しかし一方で税関職員はホルンには全く目もくれなかった。びっくりするほどスルーだった。

旅行ガイド本によると、ロシアでは出国する際、カニ缶やキャビアは持ち出す量が250gまでしか許されていないそうだ。小生も帰国の際、空港で100gのキャビア缶2個買ったが10,000ルーブル、日本円で約20,000円。ということは25,000円分以上のキャビアは申告しないと持ち出せないことになる。ホルンは中学生が吹奏楽の部活で使うものでも最低20数万、プロが使う楽器ならば100万円では買えないだろう。税関職員にスルーされ続けたホルン奏者が、否、その楽器が少し可哀そうな気がした。ちょっとしんみりするアンビリーバボー。

 

☆彡vol.3

ウラジオストクに着いた翌日、我々は中心街にあるフィルハーモニーのホールにいた。ホールの中に足を踏み入れた途端、19~20歳の頃の郷愁を呼び覚ますオーラに圧倒されてしまった。

皆さんは「日比谷公会堂」をご存じだろうか。おそらく平成生まれの方は現役のコンサートホールとして活用されていた日比谷公会堂をご存じないだろう。昭和初期から平成の初めまで、わが国の最高の権威ある「日本音楽コンクール」の本選会場として我々の憧れの音楽会場であった。学生時代の我々は毎年のようにそのコンクールの本選会に詰めかけ、本選会で聴衆に挨拶している出場者と将来の自分を重ね合わせて眺めていたものだ。

日比谷公会堂がらみの日ロ・日ソ交流の歴史を一つだけ紹介すると、バス歌手のシャリアピンが1936年に来日し、日比谷公会堂でコンサートを行い、宿泊した帝国ホテルのシェフに作らせたステーキが今でも「シャリアピンステーキ」としてメニューに残っている。小学生時代、音楽の時間にシャリアピンが歌うムソルグスキーの「蚤の歌」のレコード(CDではない!)をかけてくれ、とみんなで先生に何度もせがんだことを昨日のように思い出す。シャリアピンのユーモアあふれる歌唱がクラス全員のお気に入りだった。

その日比谷公会堂と同じ香りがウラジオのフィルハーモニーホールにはあるのだ。ウラジオが1907年、日比谷が1929年、どちらも戦前の竣工だ。リハーサルの時、2階のボックス席に座って我々の仲間のソプラノ歌手を見たのだが、目と目が合って思わず笑顔で手を振ってしまった。リハ中にも関わらず、彼女も笑顔で手を振り返してくれた。これは現在の日本のどのホールでも、ウラジオにあるマリンスキー劇場の舞台に一番近いボックス席からも体験できない稀有なことだ。日比谷にはボックス席はないので舞台上の演者との距離はウラジオのほうが勝っているかもしれない。もし同じ演目を同じ指揮者、オケで聴くとしたらフィルハーモニーとマリンスキー劇場のどちらで聴きたい?と問われれば間違いなくフィルハーモニーと答える。素敵なホールだ。嬉しいサプライズ。残念ながら日比谷はコンサートホールとしては現役引退してしまったがウラジオのホールはずっと現役でいてほしい。

 

演者と聴衆の距離感が感動モノ。

 

 

☆彡vol.4

クラシックのコンサートでは一人で行ういわゆるリサイタルであってもオーケストラのコンサートであっても、基本的に曲間のアナウンスはない。「トークと演奏」といった形で演奏家が何かしゃべりながら演奏もする、という形はあるが、わりと少数派だ。オーケストラのプログラムでは前半に序曲または組曲等の小品をやり、次いで協奏曲、休憩をはさんで後半は交響曲、というのが一般的な流れである。聴衆は1曲目の小品で指揮者やオケの力量を把握し、曲が終わると完全に会場の空気はその指揮者とオケが支配し、次の協奏曲のソリストを迎え入れる体制が整う。協奏曲で聴衆はソリストの名人芸を堪能し、休憩。ここまでで会場内に流れるアナウンスは開演前の「演奏の妨げとなるので時計のアラームや携帯電話はオフにしてください」と「演奏中の出入り・撮影・録音は固くお断りします」だけ。いわゆるMCが曲や演奏者の紹介をするようなことはない。聴き手の耳を演奏にだけ集中させるためだ。曲間にMCが入ると1曲目で演奏に集中した耳を休めることができない。また、先ほど書いた「1曲目で作り上げた空気」を壊してしまうことになりがちだ。

ウラジオでのオーケストラのコンサートでは司会の女性が出てきて、まず1曲目の曲紹介、演奏者紹介から始まった。あ、これがウラジオの流儀か、と受け止めた。1曲目の演奏が10分ほどで終了した。会場の空気も1曲目の余韻が漂い、2曲目の開始を待つばかりとなるはずなのが、先ほどの司会女史が登場。何やら喋り始めた。小生はロシア語が全く分からないのでお坊さんの読経を聞くような気持ちで話が終わるのを待った。ところが1分過ぎ、2分過ぎても話は終わらない。何かメモを見ながら話すわけでもなく、尽きぬ泉のごとく、といった風情でとうとうと喋っている。かなり頭が良い方なのだろう。5分を過ぎても終わらない。これにはびっくり。この頃には「早く話が終わらんかなー」という気持ちは雲散霧消し、彼女の喋りそのものが演目の一つのように思えてきた。あとからロシア語が分かる人に聞いたら次の演目の作曲者、プロコフィエフについて詳細なお話があったそうだ。会場のお客さんもきちんと聞いていたし、司会のお話も興味深いものであったのだろう。休憩の後のプログラムは司会女史とともに進行する流れに全く違和感が無くなっている自分に気づいてちょっと可笑しかった。 

ちなみに開演前の「演奏中の出入り・撮影・録音お断り」「携帯電話の電源をお切りください」とのアナウンスは無かったようで、ステージ上の熱演に負けないくらい、客席も賑やかなものとなっていた。

                    5-6分ひたすら話し続ける女史。

 

 

☆彡vol.5

 今回のツアー、小生は日本側からの作曲家の一人として参加した。演目はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノの4人で奏でる室内楽。モーツァルト、シューマン、ブラームスなど、古今の大作曲家が名作を残しているジャンルである。2014年に日本で初演したもので、今回のウラジオが2回目の演奏となる。弾いてくださるのはヴァイオリンだけ日本人の安田紀生子さん、他の3人はロシア人という編成。練習の時、言葉はどうするのか、と心配していたのだが、今回のツアーでアテンドをしてくださった宮本さんが通訳して下さるとのことで安心していた。初練習は極東藝術大学の練習室で。お互い和やかに挨拶を交わし練習が始まったのだが、ロシア人奏者の皆さんの練習の進め方、演奏の在り方について、言葉の問題以前の、日本人と大きな隔たりがあることを思い知らされる。譬えるならば、料理するとき、調味料の分量について、我々日本人は「塩少々、コショー少々」という表記で暗黙の理解をするが、彼らは「少々とは何グラム?」というこだわりを見せる。数値で示さないと安心できないのだ。これはどちらが優秀、ということではなく、流れている血の違いだ、と思い知らされた。日本では練習時間のほとんど、音が鳴っているが、彼らは与えられた時間の半分くらいは議論に費やす。日本人の立場でコメントするならば決して効率の良い練習の進め方ではない。しかし彼らにしてみれば、今まで出会ったことのない曲想で、どう対処してよいのか、困惑していたのだろう。もしかしたら議論している中で曲の批評や作曲家の姿勢(悪口?)についてもコメントがあったのかもしれない。しかし、宮本さんは必要最低限の通訳しかしない。これは憶測だが、ありのまま通訳したらとんでもないことになる、と危惧したうえでの気遣いなのだろう、と思う瞬間が一度や二度ではなかった。

このような状態で本番を迎えるまで、当初予定されていなかった臨時練習を何度か行い、アルチョーム市のホールでの本番を迎えた。本番前の楽屋で、彼らの一人が言うには「この曲は感覚が大事で、本当ならば2か月くらい何度も何度も練習して体で覚えないとよい演奏ができない曲だと思う」とのこと。小生の曲に対して本気で対峙してくれていたのだ、作曲者の意図を理解してくれたのだと思い、今までに味わったことのない感動を覚えた。本当に嬉しかった。スペシャルサンクスな出来事。

                    ロシア人達と本番に向け練習中。

 

 

     いつも険しい顔のロシア人ピアニストと共に。これも良き思い出。

 

 

☆彡vol.6

ウラジオの空港は実はウラジオ市内から60キロほど離れたアルチョーム市にある。東京と成田が70キロの距離だから似たような感じ、わりと田舎町だ。その中にアルチョーム市立の音楽学校があり、そこのホールでコンサートを行うことになっていた。我々がそこに到着し、ホールに一歩足を踏み入れた途端、舞台上に鎮座ましましている白い可愛いピアノに釘付けになってしまった。なんと素敵な歓待!

                    出た!まさかの白いピアノ!

皆さん舞台に上がって写メを撮っている中で、我々の仲間のピアニスト二人だけが深刻な表情をしている。「え・・・? 僕ら・・・ このピアノ・・・ 弾くの?」

鍵盤を叩くとちゃんと音がする。我々を歓待するためのオブジェではないらしい。本番用のピアノのようだ。人間、本当にびっくりすると全く言葉も発することなく、放心状態になるのだ、と二人のピアニスト氏から教わった。

おそらくこのピアノ、この学校に通う子供たちにとって特別な日にしか触ることのできない、とっておきの楽器なのだろう。まだ本番が始まってもいないのにそのピアノに照明が当てられ、妖艶なオーラを放っていた。この学校がこのピアノをとても愛でていることは容易に理解できた。

とはいえ、そのピアノを一流のプロが本番で喜んで弾くか、と言ったらそれは別の話。二人のピアニスト氏、どうするのだろうと様子をうかがっていたが、なんとその純白の楽器でリハーサルを始めたではないか。ほんの数分でこのピアノで本番をやる覚悟を決めたようだ。しかも、ちゃんとプロの洗練された音がしている。弘法筆を選ばず、とはこのことか。お二人のプロ意識の高さに恐れ入った。もちろん本番もバッチリの演奏だった。文句なしのサプライズ。

 

                     いざ本番!ピアノはやはり白い。

 

 

      安堵安堵でにこやかに皆で写真撮影。でもピアノのロシア人に笑顔なし(^^♪

 

☆彡vol.7

 帰国の前日、我々は極東藝術大学のホールで本番を迎えた。大きなトラブルやサプライズ、無く、つつがなく本番が終わった。休憩時間にこんなことがあった。前半の最後は小生の曲だったのだが、休憩時間にその曲が聴こえて来たではないか。お客さんの一人がスマホで録音したものだろう。本番中の録音・録画行為は昨日も一昨日もたくさん目撃したが、まさか自分の曲を録音されるだけでなく、それを目の前で再生されるとは。ご本人は作曲者がそばにいるなどとは思わないだろう。アンビリーバボー。でも、小生の曲を演奏後すぐに聴き返したいと思ってくれたのだ、と思うとそのお客さんがとても愛おしく思えてきた。日本では絶対できないレアものの貴重な体験!

 

 

☆彡vol.8

最後に我が娘のお話。極東藝大でのコンサートの後、我々は日本総領事公邸に招待された。我々のメンバー、領事館のメンバー、極東藝大の先生方、総勢20数名での素敵なひととき。最初に総領事のご挨拶があった。皆さん輪になった状態で総領事のお話が始まる。総領事の右に我々家族が並んだのだが、挨拶が始まった直後、下の娘が鼻血を出してしまった。なんでこのタイミングで、と妻は笑いをこらえながら止血の対処をする。総領事はご挨拶のために一歩前に進んでいらしたので、流血騒ぎは死角になって気付いておられない。一方で前述のように皆さん輪になっているから、総領事以外のその場にいらしたほぼ全員が鼻血騒ぎを見ながら総領事のご挨拶を拝聴する、という事態になってしまったが、この状態で鼻血には目もくれず、総領事のお話にだけに集中する、なんてことができる人はいないだろう。総領事には本当に申し訳ないことをした。懺悔のアンビリーバボー。

                     領事館公邸でのミニコンサート

 

                    娘の鼻血も止まり、日露仲良く記念撮影。

そんなこんなであっという間の一週間、いろいろなことがあった。わたくしは1967年生まれ、20代半ばまではロシアではなくソ連で、シベリア抑留とかKGB、スパイ、ホテルの部屋には盗聴器が仕掛けられて・・・など、ネガティブな印象の多い国であったが、今回の訪ロで完全にその先入観は払拭された。宮本さんはじめとする現地の日本人の方、極東藝大の方々、そしてコンサートに足を運んでくださったロシア人の音楽愛好家の方々、そしてウラジオのお店や料理のおかげであると思う。作品発表という口実が無くても、近いうちにまたウラジオストクにお邪魔することになるだろう。

 

ネットラジオ『OTTAVA』で更に深堀りされました(2:32〜9:12 がウラジオ部分)https://drive.google.com/file/d/1oz2sUboILjS9w5uCFEwxT_j9etPZkCzE/view  

 

戦後の日本人抑留者の手による建物特集!

ウラジオストクには、1945年8月15日の終戦後も、日本に戻ることができず極東ロシアに残らざるを得なかった日本人が沢山いました(極東ロシア全体で約57万人、5万5千人が亡くなったと言われます)。その日本人達はロシアの前政府であるソビエト連邦により労働を強制されました。強制労働という中でも、多くの日本人は真面目に、秩序正しく働いたと言われます。その当時の日本人と交流したロシア人の間でもそんな立派な日本人の話が語り継がれています。そんな日本人抑留者の手による建物が今も街中で見ることができます。(監修:極東連邦大学 モルグン・ゾヤ先生)

1)「ディナモスタジアム」http://urajio.com/item/1017

ルチという地元プロサッカーチームのホームグラウンドとして使われている。
 
 

2)「石垣とロトンダ」http://urajio.com/item/1019

エクアドルホテル近くで、スポーツ湾を見下ろす。今も写真スポットとして夕方はよく人が訪れる。
 
 

3)「アヴァンギャルドスタジアム」http://urajio.com/item/1022

老朽化は進んだが、ソ連時代は様々なスポーツ大会が行われた。
 
 

4)「集合住宅посьетская 23」http://urajio.com/item/1023

ウラジオストク駅のすぐ側、レーニン像の後ろの立派な集合住宅。
 
 

5)「集合住宅светланская 117」http://urajio.com/item/1024

隣には政府関係の役所が達、ロシアの国旗が立っている。立派な建造物。
 
 

6)「民家пушкинская 20」http://urajio.com/item/1025

プーシキン劇場から徒歩2-3分。立派な建物の第9学校の通り向いにある。隣の22も日本人による。
 
 

7)「民家пушкинская 22」http://urajio.com/item/1026

プーシキン劇場から徒歩2-3分。立派な建物の第9学校の通り向いにある。隣の20も日本人による。

 
 

8)「旧浦潮派遣軍司令部」http://urajio.com/item/1018

1940年代後半に建物を改修工事した際に、屋根の部分を中心に日本人抑留者が手掛けた。
 
 

9)「マラジョーシ劇場」http://urajio.com/item/0528

演劇劇場として今も街の人に愛されているこの劇場も日本人抑留者の手によるものと言われている(ただいま確定調査中)。
 
 

10)「集合住宅 Семёновская 30」http://urajio.com/item/1027

中央広場にほど近い、旧日本国総領事館の通り向かいにある集合住宅も基本部分は日本人抑留者により作られた。
 
 

ウラジオ簡易ビザの申請から入国まで!!(電子ビザで2都市訪問不可注意 ex)ウラジオーハバロフスク等)

注1:申請フォームで1文字、1数字が違うだけで入国できないケース有り,再再確認を!

注2:滞在は入国日を1日目としてから8日目の23時59分迄です! 8日間とあるが、実際は7日間!

注3:2018年8月31日よりハバロフスク、ユジノサハリンスクでも電子ビザ制度がスタートいたしました。但し各都市を跨ぐことはできません。ハバロフスクとウラジオストクを訪問するような場合は旧来通りの観光ビザ取得必須!

注4:しばし日本語翻訳ミス、日本語表示でのエラーがあり、その場合は英語表示での申請をオススメいたします。➡英語版 https://evisa.kdmid.ru/en-US

日本総領事館からの注意必読↓『ロシア電子査証有効期間の件』(2018年8月7日) http://www.vladivostok.ru.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000240.html

日本総領事館からの注意必読↓『「電子ビザ」を用いた沿海地方でのロシア入出国についての注意点』(2018年10月25日) https://www.vladivostok.ru.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000260.html

ロシア連邦外務省領事部の電子ビザに関する注意事項 https://evisa.kdmid.ru/ja-JP/Home/Instruction

今まではロシア大使館に行ったり、ビザ会社にお願いしなければいけなかったビザがネットで申請して、送られてくるPDF電子ビザをプリントアウトするだけでOKになりました。今までは最低1-2週間の手間がかかりましたが、簡易ビザ制度で楽々です。 基本的に沿海州が日本人大歓迎、たくさんお越しくださいということで実施している制度なので、よほどのことがない限りビザは即日~3日以内に発行されます。ウラジオストク空港の入管職員もこの件に関してはだいぶ寛容で、ウエルカムな感じです。

◆ウラジオストク簡易ビザ制度の基本的な内容(重要なので再度ご確認ください!)

1)ウラジオストク空港、港、陸路(電車のみ)の3点から出入りした場合が現在は有効です。  

2)ウラジオストクを含む沿海州の滞在のみOK。モスクワ、ハバロフスクなど他都市へいくことはできません。(2018年8月31日よりハバロフスク、サハリンも電子ビザ制度がまだ始まりました。但し各都市間は制度上切り離されていますので2都市を訪問する際は今まで通り観光ビザ取得が必要です。)

3)入国予定日の20日~4日前迄に申請する必要があります。例えば9月21日に入国したい場合、最低でも9月1日~9月16日の間に申請しないといけません。 ※余裕もって出発1週間前までにはビザ申請しましょう! 

4)送られてきた電子ビザはプリントアウトして常時携行する必要があります。空港でチェックしたり、滞在ホテルでコピーとったりします。

5)滞在は入国した日から数えて8日目までです。例えば9月21日19時16分に入国した場合、滞在した日を1日と数え、9月28日の23時59分までに出国しなければなりません。

◆電子ビザ申請から取得、入国出国までの流れ

1)https://evisa.kdmid.ru/ja-JP/Home/Index から入力、申請する。


※日本語表記でエラーが続く際は、英語表記で入力するとエラー回避できることがあります。➡英語版:https://evisa.kdmid.ru/en-US

2)メールでPDF形式の電子ビザを受け取り、プリントアウトする。

3)プリントアウトした電子ビザを空港カウンターやウラジオストク空港(港)の入国ゲートでパスポートと一緒に提示。ホテルでも確認する。

4)滞在中はパスポートと一緒に携行し、出国時も出国ゲートで提示する。

◆申請書の入力方法と流れ

1)氏名生年月日、出生地等の入力

2)入国目的、入国予定日の入力

3)メールアドレス、住所、所属先住所等の入力

4)パスポート情報の入力

5)ロシア人の親戚有無の入力

6)顔写真のアップロード

7)全入力情報の確認および申請(送信) ではここから申請サイトに入りhttps://evisa.kdmid.ru/ja-JP/Home/Index入力していきましょう!ウラジオストクの場合は『Primorsky Krai』です。












            👇1日~2日すると以下のメールが送られてきてダウンロードします
 
 


 
                  これが電子ビザ、カラープリント必須!                          
 
 
                
電子ビザにかかわる管轄はロシア外務省、ロシア大使館、ウラジオストク入国管理局にありますので、その管轄の説明書きや回答に最終的には依拠することになります。 https://evisa.kdmid.ru/ja-JP/Home/Instruction 当サイトでの情報は、日本人で電子ビザ制度を利用した数十名からのヒアリングおよび入国管理局職員からの談話など現場での状況をもとに構成しています。ここまで数十名の方からのヒアリング情報、現場での確認状況からすると、特にここ1カ月で問題は出ておりませんので、おそらく当サイトの記載で問題はないとおもいますが一応当サイトの立ち位置をご理解くださいませ~ ぜひぜひ簡易ビザを利用してウラジオストクへお越しくださいませ~ いや~本当に隔世の感ありますよ

 ※パスポート残存期間が6か月を切るとビザ申請できないのでご注意(2019年8月追記)

自転車ロシア横断 | ネルパ香奈さんの旅行記!

2018年にウラジオから世界一深い湖バイカル湖のあるイルクーツクまで

なんと自転車で横断した夫妻の旅行記がUPされました。

ロシアの雄大さロシア人の底抜け親切さ

が見るだけで味わえます。自転車好きでなくても思わずロシアを更に知りたくなるはず、必見!

 

             一見すると粗野な感じですが、本当に親切、明るいロシア人。                

                        雄大なロシアを他国のチャリラーと走ったりも。                         旅途中での美味しいロシア庶民料理を舌鼓。                             

 

旅の装備一覧も詳細に記載されていて大変参考になります!


 
 
引き続きイルクーツクからモスクワまでの5000km編もあるようなので楽しみです、写真撮影もお疲れ様です!  
 
 
以下をクリックでHPに飛びます  自転車ロシア横断 | ネルパ香奈の旅行記:https://sigetuna.blogspot.com

2019年女性に人気あるお土産!!

2019年、女性に人気ある土産物!(もちろん男性もいますが、男性はキャビアとかチョコと仰るケースが多いです)
女性によく聞かれる、女性がよく購入するお土産を9つあげてみました。(2018年版に3つ加わっています)
 
 
1、クノールの「ボルシチスープ」
友達や職場用に配るものとしてボルシチのインスタントスープを求める方が多いです。ボルシチという典型的スープで、クノールというのも安心感高いようです。値段は1つ30ルーブル程度(約60円)なので適度なようです。
 
                   味もなかなか日本人好みのボルシチスープ
 
 
 
2、クノールの「ハルチョスープ」
ボルシチは2016年から人気でしたが、2018年になりグルジア(ジョージア)料理が注目あつめこちらも人気に。ロシア人の口に合わせトマトベースのスープで辛くはありません。
 
                   ワイン、料理ともに人気上昇中
 
 
 
3、マトリョーシカ関連のグッズ
マトリョーシカそのものもよく売れるのですが、マトリョーシカが書いてある他の商品も
よく購入されます。トートバッグ、ノートなどは自分用のようですが、それ以外のチョコレート、紅茶は差し上げる用として購入されることが多いです。
 
                  マトリョーシカが描かれたトートバッグ
 
 
                 勉強も楽しくなるようなマトリョーシカ表紙のノート
 
 
                市場でたまに見つかるマトリョーシカ柄で包装されたチョコ
 
 
                  冬に多いマトリョーシカ缶の紅茶(茶葉)
 
 
 
4、チェブラーシカ関連のグッズ
一部の日本人に絶大的な人気なのがチェブラーシカです。中国人、韓国人にはほとんど認知されていないチェブラーシカなのですが、なぜか日本人にはファンが多いです。そのため一般的なお土産屋では売っていないことも多いです。チェブラーシカグッズによく出会えるところとしては、大きめの幼児用品店、幼児おもちゃ店がおすすめです。チェブラーシカは今でもロシアの子供たちのスターです。
 
                   子供も好きなチェブラーシカぬいぐるみ
 
 
                 チェブラーシカの絵本とキリル文字練習帳
 
 
               中におまけが入っているチェブラーシカのエッグチョコ
 
 
 
 
 
5、プリモールスキーカンジ―チェルの「海藻入りチョコと塩入りチョコ」
地元ウラジオストクで創業110年の老舗チョコメーカーでありながら、常に新しい商品を開発する。3年前に発売された海藻チョコ、塩チョコはネタとして旅行者好み。特に塩入りチョコは確かに塩の味がしてよい。
 
                   右が沿海州産塩の入ったチョコレート
 
 
 
6、ロシア作家の絵本(特に「大きなカブ」)
海外の絵本を買うという人が意外に多く、ロシアでもよく絵本を探したりします。ロシアの絵本は独特なレトロな、癒しテイストのある絵が多いのがよいようです。キリル文字という読めそうで読めない文字も人気な要因です。一番人気は日本人にストーリーの知られる「大きなカブ」です。大きなカブは、作家によって少しずつストーリーが違ったりして、それもまた魅力です。
 
                    日本の小学校教科でも習う大きなカブ
 
 
                  レトロ感のあるソ連風のミニ版の絵本
 
 
 
7、プリングルスの「カニ味」
港町ウラジオストクといえばやはり海鮮。海鮮といえばカニということで、カニ味のお菓子も人気。ここでも認知度のあるプリングルスものは誰にも受け入れられやすいと好評。
 
               なぜかピンク色のパッケージ。タラバガニっぽいイラスト。
 
 
 
8、ホールズの「スイカ味」
夏のロシアの風物詩であるスイカ味は色んなお菓子の味になっています。グミやキャンディーの類で多いです。あのホールズもスイカ味を出しています。
 
                   スイカの赤と緑のデザイン。
 
 

                 大きなスイカが市場にならびます。
 
 
 
9、シベリア原産のオーガニックコスメ
ロシア美女の源といわれるオーガニックコスメ。冬の寒さや乾燥から肌をまもるハンドクリームはどなたにもおススメ。これであなたもロシアンビューティー。
 
         100円程度で配る用にもいい「アガフィアおばあちゃんのレシピ」というブランド。
 
 
 
             ロシア女性がプレゼントされたい「ナチュラシベリカ」。
 
 
 
10、プーチン大統領が若返るマトリョーシカ
プーチン大統領がどんとん小さく、若返るマトリョーシカは一部店舗でしか手に入らず、日本人一部女性に大人気。ブログなどで火が付いたとのこと。
 
              フェリー乗り場のお土産屋には入荷することも多い。
  
 
 
番外編
ネタとしてプーチンさんが書かれたチョコレートや、珍しいウラジオ限定のウラジオノートも買い求める方ちょこちょこいらっしゃいま~す。それと不思議なのですが、まったくマイナーなロシアの民族人形も何故か売れてま~す。
 
                   あまり売っていないプーチンさんチョコ
 
 
                I love Vladivostokとロシア語で書かれたウラジオノート
 
 

 
やはり知名度のあるメーカーでちょっとご当地風なものが人気傾向です。オーガニックコスメはまだまだ良いものが眠っていそうです。 2019年4月更新

地球の歩き方Platに載らないけどGoodなその他の店!

『地球の歩き方Platウラジオストク』にはちょっと載せきれなかった雑貨、文具、装飾品などのお店をまとめました。ショッピングなので女性テイストが強くなってしまいました。どれもなかなか味のあるお店です。ということはガイド本掲載のお店はもっといいということかな(?)( ^)o(^ )

(Platは広告無し、純粋に制作者と旅行者の評価で選定したものなので、掲載のスーパー,雑貨屋は安心してご利用できるのを保証します!) 

 

こちらも順不同でご紹介させていただきま~す。
 
 

1)香水サロン「ピエルビーパルフューメルニー」http://urajio.com/item/1275

コメント: 本格的な香水サロン。ロシア製の香水もある。ウラジオ女性にNp1人気の香水店    

 
 

2)フランス系自然派コスメ「イヴ・ロシェ」http://urajio.com/item/1264

コメント: コスメの他、店内にはエステも併設している。外観のライトアップもきれい。    

 
 

3)靴屋「リスペクトユアセルフ」http://urajio.com/item/1206

コメント: デザインとクオリティーのバランスがよいと評判の靴チェーン。女性ものが7割。    

 
 

4)ウラジオ系アパレル店「ロコ」http://urajio.com/item/1281

コメント: 20-50歳位まで幅広く人気の女性アパレル店。GUくらいの価格設定。    

 
 

5)高級琥珀店「ツァルスキークラダビー」http://urajio.com/item/1217

コメント: きちんとした宝石を買いたい人におすすめの店。価格帯は低いものもある。琥珀が充実している。

 
 

6)アンティークアクセサリー店「アンティークス」http://urajio.com/item/1244

コメント:ロシア国内のみならずヨーロッパ各地から集めたアンティークアクセサリーが所狭し。    

 
 

7)インテリア布製品店「ゴベーレン」: http://urajio.com/item/1286

コメント: マトリョーシカ柄のクッションが良く売れる。猫柄が多いのもここの特徴。イズムルード2階。 

 
 

8)伝統白磁器店「インペラトルスキー ファルフォール」http://urajio.com/item/1288

コメント: 200年以上の伝統を誇るロシアのメーカー。見ているだけでもロシア文化に触れられる。    

 
 

9)土産系テーブルウエアー店「デコルマーケット」http://urajio.com/item/1297

コメント: 店主が選りすぐったロシア各地のテーブルウエアを揃える。日本人常連も多い。    

 
 

10)文具専門店「カンツェリャルスカヤクリサ」http://urajio.com/item/1296

コメント: 文具で品揃えが市内No1のお店。アルセーニエフ博物館裏にも小さい店がある。    

 
 

11)本,文具店「チタイゴーラド」http://urajio.com/item/1248

コメント: Samsungの隣にある外観からは全く何屋かわからない店。中は広く本、文具の品揃えが良い。   

 
 

12)木製玩具店「ウームナヤ イグルシュカ」http://urajio.com/item/1246

コメント: 店主が厳選したリーズナブルなマトリョーシカなども並ぶ。花屋通りにある。    

 
 

13)洋裁店「シック」http://urajio.com/item/1223

コメント: 洋裁関連の小物、布が良く揃うお店。ロシアっぽい布も一部ある。    

 
 

14)日用品雑貨店「ダマヴィッド」http://urajio.com/item/1218

コメント: 品質の安定した日用品チェーン店。旅行者が見ても結構おもしろい。    

 
 

15)老舗薬草,蜂蜜店「トラヴニック」http://urajio.com/item/1285

コメント: ルガバヤ市場の一角にある3代続く老舗蜂蜜店。気さくな店主で日本人にもファンがいる店。    

 
 

16)徒歩圏の市場「コマロヴァ市場」http://urajio.com/item/1278

コメント: 中央広場から徒歩15分の庶民の市場。20店舗程度で小さめだが市場雰囲気は味わえる。    

地球の歩き方Platに載らないけどGoodな飲食店!

4月20日発売予定の『地球の歩き方Platウラジオストク』は完成し、後は出版を待つまでとなりました。

(広告無し、純粋に制作者と旅行者の評価で選定したものなので、Plat掲載のレストランは安心してご利用できるのを保証します!) 

ダイヤモンド社紹介サイト:https://www.arukikata.co.jp/guidebook/series/plat/plat17
128ページ版ということで、かな~り細かくお店なども紹介したのですが、それでも色んな理由で漏れてしまったお店があります。逆にここで紹介する以外のお店は、ガイド本で掲載されているのでご安心下さ~い。

順不同でご紹介していきま~す。

1)「イズブラゼリエ」http://urajio.com/item/0232

コメント: 地元を代表するグリルレストラン。接待でよく使われる。最近は日本語メニューもできた。
 
 

2)「ピザグリルエム」http://urajio.com/item/0186

コメント: ウラジオストクで最も古いレストランの1つ。正装をして行くのが似合うレストラン。    

 
 

3)「ザブラザーズ」http://urajio.com/item/0125

コメント: 地元の日本人もよく利用するグリルレストラン。ステーキが食べたい人におすすめ。    

 
 

4)「マラコアンドミョード」http://urajio.com/item/0129

コメント: 晴れた日のテラス席は太陽好きのロシア人に大人気。店の前には高級車が止まる。    

 
 

5)「ノスタルギア」http://urajio.com/item/0100

コメント: 2018年2月にリニューアルオープンした老舗ロシア料理店。取材時は工事中であった。    

 
 

6)「ハンス」http://urajio.com/item/0140

コメント: ドイツ料理中心のビアレストラン。ビールが好きなロシア人に人気。    

 
 

7)「ドゥルージバ」http://urajio.com/item/0231

コメント: ソビエト時代っぽさを残すバー&カフェ。ロシア料理もなかなか美味しい。 

 
 

8)「ラッツィオ」http://urajio.com/item/0256

コメント: グム百貨店横にあるカフェ。外観はピザ屋だが、ロシア料理も一通りある。立地もいい。    

 
 

9)「アガニョク」http://urajio.com/item/0146

コメント: 市内中心からはずれるアストリアホテル併設のレストラン。鹿肉料理など美味しいと評判。    

 
 

10)「キタイスキーイストリー」http://urajio.com/item/0212

コメント:シンガポール資本で味も洗練され中華レストラン。雰囲気もよく日本人にも人気。サーカスも近い。    

 
 

11)「ドゥヴァグルジーナ」http://urajio.com/item/0184

コメント: グルジア料理レストランでシャシリクが人気。最近はやや下火で席も確保しやすい。    

 
 

12)「ビオレプティサ」http://urajio.com/item/0276

コメント: まったりと会話して時間をすごすような人に人気のカフェ。立地もいい。  

 
 

13)「ファイブオクロック」 http://urajio.com/item/0126

コメント: ウラジオに居ついてしまった英国人オーナーのお店。太っ腹な価格設定で幅広く人気。    

 
 

14)「アリースコーヒー」http://urajio.com/item/0182

コメント: 街行く人がよく飲み歩くテイクアウト中心のカフェ。独特のデザインに海外からのファンも多い。    

 
 

15)「リーグルスコーヒー」http://urajio.com/item/0183

コメント: 雑貨屋通りの角にある小さなカフェ。コーヒー、ラテなど本格的な味わい。

 
 

16)「ミディヤ」http://urajio.com/item/0243

コメント: 2018年2月にオープンしたカフェ。運営は人気レストランのZUMAが行っている。    

 
 

17)「アテリエルバー」http://urajio.com/item/0279

コメント: 2018年2月にオープンしたウイスキー専門バー。だいぶ落ち着いて飲める感じ。店員さんは英語ができる。    

 
 

18)「セイントパブ」http://urajio.com/item/0285

コメント: 2階建ての本格的なバー。アジア系旅行者は多くないが欧米系旅行者に人気。現代ホテルすぐそば。    

 
 

19)「ドゥルゴエメスタ」http://urajio.com/item/0261

コメント: 花屋通り近くにあるバー&カフェ。料理も充実していてタイ料理なども出している。    

 
 

20)「平壌」http://urajio.com/item/0115

コメント: 写真撮影厳禁、踊り無しなど少し味気がなくなってきたものの知名度はNo1の北朝鮮レストラン。    

 
 

21)「金剛山」http://urajio.com/item/0148

コメント: 北朝鮮人もしばし出入りするレストラン。日によっては愛想のいいチーママみたいな店員もいる。    

 
 
 

22)「高麗」http://urajio.com/item/0250

コメント: 市内で一番新しい北朝鮮レストラン。店内は地階もあるが現在はまだ空席が多い。    

 
 
 

23)「ブルゲ パブ」http://urajio.com/item/0271

コメント: 元ベルギーの駐在員も太鼓判を押すベルギー雰囲気と味を提供するパブ&レストラン。    

 
 
 

バスに乗ってみよう(おすすめ3路線)!!

ウラジオストクではバスに乗れば行動範囲が広がるし、ロシアの庶民生活が覗けてとても楽しいです。 今回はバスの乗り方と、旅行者におすすめの3路線をピックアップしてご紹介します。 ■バスの乗り方 乗るときは後ろのドアから乗ります。 前のドアは降り口です。 ■バスの降り方 ロシア語の社内放送はありますが、あまりよくわからないと思います。 また、ブザーがありませんので、停留所に近づいたら時に前のドアに行き降ります。 降りる際に運転手さんに21ルーブルを手渡します。きちんとお釣りもくれます。 区間の長さに関係なく、一回乗り降りすると21ルーブルです。(100ルーブル以上を渡すのはいやがられます)これは非常にわかりやすいシステムです。 基本的に各停留所に止まります。 ■おすすめ3路線 以下がおすすめ3路線の地図です。       1)31番バス(地図上の黄色路線)                      31番はほとんどが銀色の車体 ウラジオストク駅からチハヤというところを結ぶ路線です。 サーカス、キタイスキー市場、アンティーク車博物館に行くことができます。       ★ウラジオストク駅(停留所名:ジェレズナダロージュナヤバクザル(Ж/д вокзал))     ★サーカス(停留所名:ツィルク(Цирк))                    市内からの場合、停留所はサーカスの通り向かい     ★キタイスキー市場(停留所名:スパルチブナヤ(Спортивная)) ※チハヤに行く際の停留所とウラジオストク駅へ向かう停留所は200mくらい距離があります。                  市内から来る際のバス停留所                        市内へ戻る際のバス停留所     ★アンティーク車博物館(停留所名:サハリンスカヤ(Сахалинская))                      市内から来る際のバス停留所                         市内へ戻る際のバス停留所       2)15番バス(地図上の青色路線)             15番バスは全てこの黄色い大型バスです。大学生がよく乗っています。   市内中心部から鷹巣展望台、マリンスキー劇場に行くのに便利な路線です。 終点は2017年夏にオープンした水族館になっています。 循環バスなのですが、展望台は行きも帰りも全く同じ停留所なので、市内に行くか、水族館に行くかを間違えるないよう注意が必要です。     ★オケアンスキープラスペクト(停留所名:オケアンスキープラスペクト(Океанский проспект) ※ズベルバンクという銀行とピロガバヤというカフェの前のバス停です。     ★パクローフスキー教会(停留所名:パクローフスキーパルク(Покровский парк))       ★鷲巣展望台(停留所名:フニクリョール(Фуникулёр))

要注意!!15番バスが市内へ行へ戻るバスか、水族館へ向かうバスか必ず確認ください。水族館行きの場合バスが橋を渡りルスキー島の方へ行ってしまいます。

      ★マリンスキー劇場(停留所名:シアトルオペリイバレータ(Театр Оперы и Балета )) ※バスの運行は23時までありますが、21時をすぎると本数が30分に1本くらい、しかも混み合います。                    市内から来る際のバス停留所                        市内へ戻る際のバス停留所     ★沿海州立水族館(停留所名:プリモールスキーオケアナーリウム(Приморский океанариум))                  バス停留所からチケット売り場、入口まで徒歩約10分       3)59番バス(地図上の赤色路線)                 59番はほとんどが青い少し古めの車体   必見スポットでないもののTrip adviserなどでも出てきて時間があれば立ち寄りたい「灯台」「ファブリカザリャー」にいける路線です。     ★トカレーフスキー灯台(停留所名:マヤック(Маяк)) ※停留所から灯台までは徒歩10分程度です。                    市内から来る際のバス停留所                          市内へ戻る際のバス停留所     ★ウラジオストク駅(停留所名:ジェレズナダロージュナヤバクザル(Ж/д вокзал)) ※灯台にいくバス停は24時間のピロシキ屋の近くの停留所です。ザリャーへ行くバス停は駅を背にして左側の携帯電話屋付近です。                 ファブリカザリャーへ向かうバス停留所                        トカレーフスキー灯台へ向かうバス停留所     ★パクローフスキー教会(停留所名:パクローフスキーパルク(Покровский парк))       ★ファブリカザリャー(停留所名:ファブリカザリャー (Фабрика «Заря»)) ※ファブリカザリャーは歩道橋を渡って市内側へ100メートルくらい戻ったところに入口があります。                      市内から来る際のバス停留所                  この歩道橋を渡って市内側へ少し戻ると入口が見えます     ※この記事は奈良さんという大阪の旅行者が考えた「バスに乗ってみよう」企画に基づいて作りました。奈良さんがウラジオストクを移動した時利用したバス路線サイトが以下です。英語もあり便利です。 https://routes.one/vladivostok 奈良さんありがとうございま~す

7月 Plat出版イベント in 関西!!

関西の方にもウラジオストクの魅力をお伝えできればと、

夏休み間近の7月14日,15日に関西で出版イベントを開くことになりました。(一切広告費を入れず純粋に厳選情報のみ掲載の本)

ウラジオストク在住ライター宮本智が関西まで飛び、ウラジオストクの街をご紹介。

日時場所費用:

1) 2018年7月14日(土)13時~15時(受付:12時30分)
『レストランキエフ』
京都市東山区縄手通四条上ル鴨東ビル6F 電話:075-525-0810
お店のHP:http://www.restaurant-kiev.com/
費用事前振込制:税込5000円(特選ランチとPlatウラジオストク(1404円)が付きます)   定員:45名
 

2) 2018年7月15日(日)19時~21時(受付:18時45分)
『Juso coworking』大阪市淀川区十三東1-17-13 水交ビル1F 電話:06-7502-1019

コワーキングスペースのHP:https://juso-coworking.com/
費用当日現地払い:税込2000円(飲物、書籍等は付きません)    定員:25名

申込方法:urajio.com@gmail.comまでお名前、人数、御希望会場をご連絡ください。
その後、お振込先をご案内さしあげます。当HPのお問合せフォームからも可能です。

テーマ:「関空から2時間のヨーロッパ『ウラジオストク』を知る」

当日の内容(予定):
 
1)なぜロシアウラジオストクがここまで注目されているか?  

2)ウラジオストクの街、気候、そして気になる治安面は?  

3)ウラジオストクの人と街の魅力 多民族で田舎?  

4)ウラジオストク何が楽しめる 観光編

シベリア鉄道の始発駅/世界最高峰のバレエ劇場とサーカス/レトロ路面電車走る市場/豊富な写真スポット他  

5)ウラジオストクで何が楽しめる 食事編
 
伝統ロシア料理、海とタイガの極東ロシア料理、評価急上昇ジョージア(グルジア)料理、ロシア発のカフェ他

6)質問タイム  

ライター紹介:宮本智(みやもととも) 千葉県佐倉市出身。2001年立命館大学政策科学学部卒業。卒業後はバックパッカーのような生活を約3年、その後は東京で5年、上海で4年仕事し、2014年末よりロシアウラジオストクへ移住。街と人の魅力を日本人へ伝えようと2016年より情報サイト『ウラジオcom』を開設。2018年4月に出版された『地球の歩き方Platウラジオストク』では全般に関わり、ライターとして参画(中村正人氏との共著)。現地では旅行者の受け入れ、交流事業サポート等を行う。 

12/27敦賀 Platウラジオストクセミナー

ウラジオともゆかりの深い敦賀で

年内最後のウラジオイベントを行います。

今回は冬の魅力に加え、姉妹都市ナホトカのお話もします。

ぜひ敦賀といわず福井県の方お越しくださいませ~

敦賀会場:2018年12月27日(木)14時~16時(受付:13時45分)

会場:『敦賀駅前交流施設 オルパーク』福井県敦賀市鉄輪町1-1-19 電話: 0770-20-0689
HP:http://orupark.jp

事前申込で現地払い:税込1000円(ナホトカ姉妹都市の特別価格)  定員:28名

申込方法:urajio.com@gmail.comまでお名前、人数、御希望会場をご連絡ください。当HPのお問合せフォームからも可能です。

当日のテーマ:

敦賀ゆかりの ウラジオストクの楽しみ方+姉妹都市ナホトカ』

スピーカー :宮本智(Platウラジオストク ライター)  

詳細の内容:

1)なぜロシアウラジオストクがここまで注目されているか? 電子ビザ制度とは?

2)ウラジオストクの街、気候、そして気になる治安面は?

3)ウラジオストクの人と街の魅力 多民族で田舎?

4)ウラジオストク何が楽しめる 観光+食事

5)姉妹都市ナホトカの紹介。

6)質問タイム(前回好評のため多めにとります、時間的にお答えできないばあいメールでも回答いたします)

スピーカー紹介:宮本智(みやもととも) 千葉県佐倉市出身。2014年末よりロシアウラジオストクへ移住。街と人の魅力を日本人へ伝えようと2016年より情報サイト『ウラジオcom』を開設。2018年4月に出版された『地球の歩き方Platウラジオストク』では全般に関わり、ライターとして参画(中村正人氏との共著)。現地では旅行者の受け入れ、交流事業サポート等を行う。 

↓ 敦賀と沿海州(ウラジオ、ナホトカ等)はゆかりも深く、100年前の福井出身の戸泉米子さんが書いた本もウラジオで大変よく売れています。どの本屋でも見る本でロシア人の間でも評価が高いです。

 

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