Daily Archives: 2023年12月26日

ノヴォシビルスク駅から空港までバスで行く!

ロシア国内移動のハブ空港でありS7空港の拠点なっているノヴォシビルスク、トルマチョーヴォ空港。今回はシベリア鉄道のノヴォシビルスク駅から、トルマチョーヴォ空港まで、バスでの行き方について紹介します。
 

 
 
                    極東ロシア最大の規模を誇るノヴォシビルスク駅
 
 
極東ロシア最大の駅舎を誇るノヴォシビルスク駅の中央口を出ると広場があり、その先に何路線もの集まるバス停が見えてきます。空港行き111番バスは、中央口を出て、ひたすら真っすぐの停留所に゙停まります。朝の4時から深夜0時まで30分間隔で運行と、さすがハブ空港という充実ぶりで、停留所にはトランクを引いた多くのロシア人が並んでいます。バスは観光バスサイズで、発車よりも15分ほど早く待機しています。空港は、市内から16kmとそれほど遠くないので、40分ほどで到着。料金は後払いで、100ルーブル(約150円)、トランクがある場合は+20ルーブルです。
 
                      時刻表が見れます(だいぶ正確)
 
 

 
 
                     空港からの乗客が降りてからの乗車
 
 

 
 
                   現在は制裁でロシア発行のカードのみ決済可
 
 
停留所は国内線ロビー近くにありますが、、国際線ロビーは徒歩で7-8分とちょっと離れています。
 
                    眼の前は国内線ターミナル
 
 

 
 
                    国内線ターミナルでも、だいぶ華やか
 
 

ブラゴヴェシチェンスク市内から空港までバスで行く!

ブラゴヴェシチェンスクのイグナチェヴォ空港は市内から北に17kmの位置にあります。タクシーやバスで行けますが、今回は市内から公共バスでの行き方を紹介します。
 

 
 
8番バスが空港行きなので、どこでも8番のバスに乗れば終点で空港に着くのですが、8番バスが市内中心部で停まる場所が限られていて、意外と停留所を見つけるのに手間取ります。
 
 
多くの人が乗り込むのはУнивермаг(百貨店)という停留所。Амурская通りと50 лет Октября通りが交差するあたり。8番バスは30分に1本このバス停に゙停まります。
 
               停留所付近はキオスク等が3-4店舗あり乗客も多いです
 
 
              
 
 
              電光掲示板もありあと何分でバスが来るか確認できます
 
 
                  8番バスは他のバスより大きめサイズ
 
 
バスは一度、空港とは反対方向であるアムール河に向かい、途中で向きを変え空港へと走ります。途中、ブラゴヴェシチェンスクのマンション街などを通りながら15ほどの停留所を過ぎ、50分で空港のある終点に到着。料金は運転手への後払い方式で35ルーブル(約60円)
 
                    河の方に向かって走ります
 
 
                      終点が空港です
 
 
バス停から道沿いに歩き、空港の表記が見えたら右折して200m歩いたら、イグナチェヴォ空港です。バス停からは皆が同じ方向に歩いていくので、わかりやすいとおもいます。
 
                  バス停から空港入口まで徒歩5分くらい
 
 

 
 
空港は地方空港で、規模は小さめですが、カフェが数店、お土産店もあり、一応、時間をすごせるようにはなっています。
 
                   軽食ゾーンや小さなお土産屋は2階に        

ハバロフスクから 国境の街ブラゴヴェシチェンスクへバスで行く!

中国が対岸に見える露中国境の街ブラゴヴェシチェンスク(благовещенск)。
 

 
 
通常、対岸といっても、相手の国が見えることは稀なのですが、ここは川幅が500mのため、お互いの街がすぐ目の前に迫っています。対岸の中国側は黒河市となっていて、発展の象徴である中国式大規模マンションがよく見えます。
 
               夏のブラゴヴェシチェンスクと黒河市
 
 
このブラゴヴェシチェンスクですが、ハバロフスクからは600km離れています。基本的にはハバロフスクからシベリア鉄道支線(アムールエキスプレス)に13時間ほどかけて行くのですが、日によっては、その鉄道がありません。そんな時でもブラゴヴェシチェンスクに行くには飛行機かバスとなります。今回は、バスでの行き方について紹介します。
 
 
バスは毎日運行していて、日によっては2本運行します。発車は、ハバロフスクのバスセンターです。ハバロフスクのバスセンターでは長距離バスが往来しており、、ブラゴヴェシチェンスクの他、ウラジオストクにも毎日1本が運行されています。ハバロフスクのバスセンターは、ハバロフスク駅から徒歩で20分の場所です。
 

 
              
 
 
クレジットカードがあれば事前にネット購入ができたのですが、今は経済制裁でクレジットカード決済ができないので、バスセンター窓口まで買いに行きます。バスセンターに入るとすぐ左手に窓口があり、そこでブラゴヴェシチェンスク行きを伝えます。金額は1850ルーブル(約3000円 2023年末時点)で、毎日19:15分発で約10時間をかけて行きます。
 

 

 
                4番プラットフォーム、走行時間10時間15分、出発19:15分
 
 
発車までは少し時間あるのでバスセンターの待合室で時間をつぶします。待合室ではピロシキやお菓子を購入できますし、カフェではもう少し手のこんだ軽食を食べることができます。念のため早めに来て、こういった場所で過ごすのもよいかとおもいます。
 
    
 
                 旅のお供で定番のピロシキも売ってます
 
 
乗車は出発時刻の10分前で、一応ロシア語ですが、アナウンスもされます。毎日運行されるバスは、少し大きめのマイクロバスでリクライニングも若干効くタイプのもの。座席はチケットに記載されている指定席なので安心です。
 

 
 
19時15分、定刻通りに発車です。乗客はロシア人の他にも、出稼ぎの中国人なども乗っています。
 
                      この日は満席
 
 
バスは発射するとひたすら北西に進みます。100~120kmくらいの結構なスピードで走ります。ロシアのロック音楽やラジオがかかっていますが、運転手さんの眠気さまし的要素が強いです。
 
                道自体は舗装されていて、揺れは少ない目
 
 
2~3時間ごとに15分ほどのトイレ休憩があり、場所によってはレストランや売店もあって、軽食をすることも可能です。ロシア人にとってはトイレというよりも喫煙タイム。
 
                 トイレは無人ですが一応有料で10ルーブル
 
 
こんな感じでひたすら10時間ほど過ごし、ブラゴヴェシチェンスクのバスセンターに朝5時に到着。バスセンターには、タクシーも何台か待機しているので、そのまま宿にいったり、駅に向かったりします。駅はバスセンターから徒歩25分で、24時間開いていて、暖をとったり、自販機の飲み物を買ったりできますし、1時間300円くらいでベット付きの休憩サービスもあるので、それを利用するのもよいかもしれません。
 
                バスセンターというより大きな停留所といった感じ
 
                 シベリア鉄道のブラゴヴェシチェンスク駅
 
 
朝日が昇ってきたので、アムール河に向かうと、目の前には中国国旗と中国っぽい遊園地が見えたりします。冬は河が凍結していて、河の中間地点に国境警備隊が待機していて、やはり露中国境の街であるのを感じさせてくれます。
                中国国旗と中国黒河の風景が眼の前に
 
 
中村正人さんのハバロフスク・チャンネルではブラゴヴェシチェンスクの街の楽しみ方が紹介されているので、
そちらをご覧になられるのがおすすめです。
https://khabarovsk-channel.com/tour/prepare/blagoveshchensk

 

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