今回はウラジオストク駅から2時間半、近郊電車を使ったウスリースク小旅行をご案内しま~す。
まず、この小旅行についてご確認ください。(よく寄せられるご質問です)
1)街につきまして
ウスリースク自体はロシアののどかな田舎街です。
ウラジオストクと異なり食事するところも極めて少ないです。(ウスリースク市民は外食しなさそうです)
ウラジオストクと異なり、平坦で、のんびりとした雰囲気の町です。良い意味でTheロシアの地方町という感じでしょうか。
2)ウラジオストクーウスリースク間の電車につきまして
日中日帰りで行けるのは通称近郊電車といわれるものです。
シベリア鉄道と同じ路線を走るため、車窓はシベリア鉄道と同じですが、いわゆる重厚なつくりのシベリア鉄道と異なり、シートはかたいプラスチックシート或いは木製です。
3)復路につきまして
ウラジオストクとウスリースクの間にはバスが走っており、しかも本数が20分に1本ほどあります。ロシア人は通常バスを使います。ちなみに近郊電車は3-4時間に1本程度と極めて本数が少なく、便はまったくバスの足元に及びません。切符の値段もほぼ同じです。一応、ウスリースク発18時03分という近郊電車はありますが、ウラジオストクへの戻りはバスをお勧めします。ちなみにバスはウラジオストク駅には着かず、ウラジオストクのバスセンターに着きます。市内へはそこからタクシーか路線バスです。
ということで確認事項が済みましたので、 ウスリースクへスタートしましょう!!
最近は韓国の年配旅行者も近郊電車の旅をするようになってきました
まずいきなり関門というかズッコケというかロシアっぽいのですが、切符は事前に購入してもよいですし、車内で支払っても大丈夫なんです。(車内で払う場合50ルーブルプラスとなります。)切符はウラジオストク駅の2階切符売り場で販売しています。
何本か近郊電車は出ていますが、旅行者におすすめは午前11時00分発(6365便)です。ウスリースクより先の駅が終点ですが、ほとんどの人がウスリースクで降ります。
11時00発の次は 、17時10分までありません。(添付)
ロシアの庶民雰囲気たっぷりの車内です
↓車窓は海の他に、Theロシアの平原、小川なんかも見えます。
ロシアっぽい雰囲気の小屋もチラホラ
雄大な平原
赤土の崖も見えます
小さい川もいい感じです
↓そろそろウスリースク駅です。皆さん降りる気配が出てきました。
ウスリースク駅到着です。大部分のお客さんがここで下ります。停車時間は10分程度あります。
↓改札を出ますと・・・・・
ウスリースク駅前広場です。銅像もあったりしてなかなか綺麗で、ロシアっぽい雰囲気です。
お腹すいたら駅を出てすぐ左に100メートルくらいいくと食堂(スタローバヤ)がありま~す。
この町でぶらっと2-3時間散歩し、ウスリースクバスセンターからウラジオストク市内へ戻るのがおススメで~す。
バスセンターは駅から、路線バスもありますが、やはりタクシーがよいですかね。バスセンターの目印は町一番の大きいパクローフスキー教会です。教会の道を挟んだ向かいがバスセンターになっています。
ウラジオストクとは全く違った、田舎風、のんびり、平坦ロシアを味わうという意味で、ウスリースクも悪くないですよ~
とはいえ、日帰りで十分かな、多くの旅行者にとっては(w)
追記 2018年1月 ウスリースク発ウラジオストク行きの近郊電車時刻表を追加しました