ウラジオ発:ウズベキスタン料理店コック アスラツォフ・サイジョンさん 

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キタイスキー市場には多くのウズベキスタン人が働き、そのウズベキスタン人達の食事場として人気なのが「リャビハウス」。タンディール窯で焼き上げる同店の「ウズベキ風サムサ」はロシア人のファンも多い。今回は同店のコックを務めるアスラツォフ・サイジョンさん(Аслацов Саиджон)にウズベキスタン料理やご家族のことなどについて伺ってみました。
 
 

 
 
–ご出身はどちらですか?
ウズベキスタンのブハラという古い都市です。1971年に生まれたので今年で49歳です。
 
 
                            イスラム教のできる前から栄えていた古都ブハラ
                              
 
                           ウズベキスタンモスク特有の美しいブルーもブハラの名物                     
 
 
–ご出身地ブハラについて少しお聞かせ頂けますか?
シルクロードの要所、イスラム文化の中心としとして、サマルカンドと共に栄えた古い街です。ウズベキスタン最古の建物もあります。本当に綺麗な素晴らしい街です。因みにこのお店の店名「リャビハウス」もブハラで有名な溜池であるラビハウスから取っています。リャビハウスは憩いの場にもなっています。
 
 
                            ブハラ人のオアシスとなっているリャビハウス
 
 
–お店の店員さんは皆さん、ブハラご出身ですか?
はい、皆ブハラ出身です。ウラジオストクにいるウズベキスタン人の多くはブハラ出身です。
 
 
                                厨房で働くスタッフは皆ブハラ出身者
 
 
–サイジョンさんがウラジオストクに来るまでの経緯を教えて頂けますか?
ブハラでもずっとコックとして働いていて、出稼ぎでモスクワにまず出ました。モスクワから一度故郷フハラに戻って、その後知り合いに呼ばれてウラジオストクへ来ることになりました。ウラジオストク歴は10年です。
 
 
–ウラジオストクではご家族と住まわれているのですか?
はい。家族5人一緒に住んでいます。子供は娘3人なのですがが、そのうち2人は私と一緒に働いています。孫も2人います。
 
 
                             一緒に働いている末娘のファライギスさん
 
 
–サイジョンさんはご自宅でも料理されるのですか?
妻や娘が作る時もありますし、私が作る時もあります。
 
 
–このお店で出される料理は全てサイジョンさんが作られているのですか?
私はプロフ(ウズベキ風ピラフ)、シャシリク(串焼肉)、マンティ(ウズベキ風小籠包)が主な担当ですが、責任者なので全般に目を配ります。
 
 
                           暑い夏もシャシリクは良く売れ、汗を流しながら焼き上げる
 
 
–お店でおススメの料理は何ですか?
自家製のタンディール窯で焼く「牛肉入りサムサ」は良く売れますが、私のおすすめはプロフですね。やはりウズベキスタンといえばプロフです。特に日曜日にのみ作るブハラ風プロフ「オシソフィ(ОШ СОФИ)」はおすすめです。
 
 
                           タンディール窯で焼くサムサに足を止めるロシア人も多い
 
 
–日曜日に作るプロフは通常のプロフと違うのですか?
米や具、ダシを全て別々に調理して、その後に油を足します。そして最後に牛肉、炒め人参、茹でうずら卵等を乗せます。うちのお店では通常のプロフは毎日提供しているのですが、この日曜日のプロフは5キロの米を使って大量に作り、それを楽しみに来られるお客さんも多いんですよ。
 
 
                           日曜日の名物となっているブハラ風プロフ「オシソフィ」
 
 
–季節ごとにおすすめのメニューはありますか?
季節ごとというのはそれほどないですが、羊のシャシリクは夏場にも良く出ますが、秋から冬場には同じ羊料理のハリサが良く出ておすすめです。
 
 
                            定番メニューである窯焼きサムサとシャシリクのセット
 
 
–ハリサとはどのような料理なのでしょうか?
麦に羊肉を入れトロトロになるまで長い時間煮込みます。ウズベキスタンでは良く食べられる料理です。
 
 
                       ちょっと寒い時期になると人気になるのがトロトロになるまで煮た「ハリサ」
 
 
–サイジョンさんにとってウラジオストクは住みやすいですか?
ウラジオストクは好きですよ。だから10年もいるわけですから。いい街だと思います。コックという仕事も大好きですし、特に問題ないですよ。
 
 
–お忙しそうですがイスラムのお祈りは毎日5回されるのですか?
正直に言うと、私は5回お祈りしているわけではないです。自分のためにちょっと祈るというか、そんな感じです。
 
 
–将来は故郷ブハラに戻られるのですか?
もちろん故郷に戻りますよ。ただもう少しウラジオストクで稼いでからですね。具体的にいつ戻るとかはわからないですし、まぁそれほど先のことは考えていないというか、そんな感じですよ。半年に1回くらいは故郷に戻ってますしね。
 
 
インタビューの時も調理したり、お肉を買いに走ったりと忙しくしているサイジョンさん。お店では同郷のブハラ出身者に囲まれ、また娘さんとも一緒に働けてとても楽しそうで、常に笑顔が絶えない。サイジョンさんにはキタイスキー市場で、いつまでも美味しいウズベキスタン料理を作って、明るさを振りまいてほしいと思いました。彼のような存在はキタイスキー市場に安心感を生んでくれています。

お店の紹介:http://urajio.com/item/0396



ウズベキスタン料理店コック アスラツォフ・サイジョンさん

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